【11月2日は何の日?豆知識】今日は「都市農業の日」
こんばんは、まちゃはるです。
記念日は毎日です。
11月2日は何の日かというと
【都市農業の日】。
あなたは「都市農業」って
聞いたことはありますか?
何だか矛盾しているような気がしますが、
これから必要になってくるのではないかと
思います。
そんな都市農業に迫っていきたいと
思いました。
そこで【都市農業の日】
が制定された経緯と、
都市農業の雑学について
取り上げていきます。
豆知識①【都市農業の日】が制定された経緯
【都市農業の日】を制定したのは
東京都農業協同組合中央会さん。
2015年(平成27年)4月22日に
成立した「都市農業振興基本法」。
これをきっかけに都市農業について考え、
農業を活気づけさせたいとの思いから
制定された【都市農業の日】。
11月2日は「東京都農業祭」が
開催されること。
また11月は収穫祭が行われること。
そして11月2日は都市農業振興基本法が
成立した日から194日後であり、
「と(1+9=10)し(4)」と
読めることから11月2日が
【都市農業の日】に選ばれました。
最後の語呂合わせは苦しかったですね。
さて、さっきから出てくる「都市農業」。
「都市農業ってなんだ?」と思っている人も
多いかもしれません。
ということで、
都市農業の雑学について
取り上げていきます。
豆知識②都市農業の雑学
豆知識②-1.農業とは
農業とは簡単に言うと、
土地等を使って作物等を育てあげることで、
人間の食料等を生産する産業のこと。
具体的には穀物や野菜、肉等
人間が食べるものを生産しています。
これらを土や水、太陽光などの
自然エネルギーを利用して行います。
そしてその作物を販売することによって
生産者の収入や次の年の農業を行うための
資金に充てます。
つまり作付けから販売までの流れが
農業ということになります。
と口で言うのは簡単ですが、自然相手なので
何かと難しいですね。
近年では台風だったり地震だったりで
せっかく作ったものが
台無しになりかねません。
私達はスーパー等で購入できる、もしくは
「(値段が)高い」等と言っていますが、
これらは農家さんの努力の賜物として
感謝して購入したいものですね。
豆知識②-2.都市農業とは
「都市農業振興基本法」によると都市農業は
市街地及びその周辺の地域において
行われる農業と定義されています。
「都市」というのがどの程度の都市を
指しているのかはわかりませんが、
北海道では都市農業をされているところも
結構あるような気がします。
まあ距離感もはっきりわからないので
何とも言えませんが。
都市ということは人が多く、
その中もしくは周辺で農業を行うので
鮮度の良いものを消費者に提供できる
というメリットがありますね。
豆知識②-3.都市農業の役割
一昔前は、市街化調整区域の農地は
いずれ「宅地化する区域」とされ、
農地でなくなるものとされてきました。
しかし、市街地に農地があることのメリット
が認識されるようになり、住民自身も
都市農業はあるべきと考え始めました。
これらを踏まえて都市農業のあり方が
問われるようになりました。
これにより様々な施策がとられています。
都市農業の役割は以下の通りです。
- 新鮮で安全な農作物の供給
- 農業体験・交流活動の場の提供
- 災害時の防災空間
- 緑地空間の提供によるやすらぎや潤い
- 国土、環境保全
- 住民の農業への理解の醸成
都市農業の役割って大きいですね。
11月2日は何の日?まとめ
11月2日は【都市農業の日】。
ということで、
都市農業の豆知識について
取り上げてきました。
都市農業は文字通り
都市圏の中で農業を行うこと。
これによるメリットは
鮮度の良いものの提供だけにとどまらず、
環境保全、安らぎの空間、農業体験や理解
防災空間の確保等があげられます。
そう考えてみると都市農業があって
悪いことがないような気がします。
農業就労者の高齢化が進んでいますが、
身近に農業があることによって
農業をやりたいという若者が
増えるかもしれません。
とくに食料自給率が低い我が国においては
都市農業という施策は
必要なものではないでしょうか。